

アクリル画は、初心者からプロまで幅広く愛される画材です。水彩のような透明感も、ポスターカラーのような不透明感も、一つの画材で表現できる自由度の高さが最大の特徴です。本記事では、アクリル画の基礎知識から、私が実践する生花の制作スタイルまでご紹介します。
アクリル画の基礎知識
アクリル絵の具は1950年代にアメリカで生まれた、自由自在な表現ができる画材です。水分量を多くすれば水彩画のような透明感のある表現ができ、水分量を少なくすればポスターカラーのような不透明な表現も可能です。その扱いやすさと表現の幅の広さから、ポップアートのアンディ・ウォーホルやリキテンスタインらを先駆者として、瞬く間に大衆へと広がりました。

アクリル画ならではの特徴
アクリル画の特徴は、初心者でも扱いやすく、あらゆる素材に描けることです。速乾性と耐久性に優れており、画用紙だけでなく布・金属・ガラスといった立体的な素材にも対応します。
近年は、日本古来の染料を思わせる和の色調からメタリック、蛍光色まで、色数の豊富さも魅力の一つです。砂を混ぜてザラつきを表現したり、ペーストでボリューム感を出したりと、表現の可能性は無限に広がります。
私の描き方|生花を、消しゴムなしで一気に描く
私はアクリル絵の具の発色の良さと速乾性を生かして、生花を題材に描いています。最大の特徴は、消しゴムを一切使わずに一気に描き上げる点です。消しゴムをかけると下地のアクリル絵の具が傷んでしまうため、この制約が集中力と一筆一筆の精度を高めてくれます。
制作の流れは次の通りです。まずアクリル絵の具をスプレーして背景の空間表現を行い、その後、生花を観察しながら鉛筆で丁寧に描画します。全ての花材が描けたら、アクリル絵の具と太い平筆で大まかな色を置いていき、徐々に細い筆へと切り替えながら完成へと仕上げます。後片付けのしやすさからペーパーパレットを愛用しています。
まとめ
アクリル絵の具は、子どもから大人まで楽しめる上、布・石・ガラスなどあらゆる素材に描ける万能な画材です。速乾性・耐水性に優れ、美しい発色はご家族での創作にも最適です。
花は、人の生活を豊かに彩ってくれます。「この花を描いてほしい」というオーダーも承っておりますので、お気に入りの花をお問い合わせフォームからぜひお聞かせください。
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