
油彩画とは


油彩画は、完成まで幾週間もかけて色を重ねる、最も手間のかかる絵画表現のひとつです。その分だけ、キャンバスに宿る色の奥行きと存在感は格別で、空間の重心を変えるような力があります。フランス・ジヴェルニーのモネの庭に生きる庭師たちの静かな営みを主題とし、目に見えない美しさを一枚一枚のキャンバスに刻んでいます。
油彩画を描く理由

2023年、ジヴェルニーのモネの庭を訪れた朝、睡蓮の池で枯れ枝をすくう庭師の姿を目にしました。朝日に照らされたその静かな所作に、校長として学校経営を陰で支えてくださった多くの方々の姿が重なり、胸が震えました。「誰かのために、見えないところで働く人」──その美しさを生涯描き続けることが、私の使命だと定まった瞬間でした。作品には一枚一枚、その想いが込められています。

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